収入を理由にアルバイトを行っている医師のリアルな声をご紹介いたします。
主人の留学を前にして、もしものために貯蓄を増やしたいと思ったのがもともとのきっかけでした。
一般病院に勤務しながら、空き時間などに当直や休日の日当直、夜間外来などのスポットアルバイトをMRTさんで探して行うようになりました。
その後、留学によって海外に転居しましたが、
一時帰国の際にもスポットアルバイトでたびたびお世話になっています。
いくつかの医療機関にお世話になりましたが、
同じ医療機関に数回勤務させていただくうちにスタッフと顔見知りになったり、
名前を憶えていてくださる患者さんがいたりすることもあり、
和やかな雰囲気で勤務できる場所がいくつかできたのも、私にとっては大きな収穫でした。
家族や自分の都合で、時間が必要な時・お金が必要な時、
アルバイトの増減によって収入や自由時間の調節ができることが最大のメリットだと思います。
また、私は時間単位で雇用されているので、業務が終わっていたとしても周囲を気にして、
その場に居続けなければいけない雰囲気がないことも、
合理主義的な面がある自分には合っているように思っています。
収入を主目的としているので予定が合う募集があれば、
・基本的に給与が高額なところ
・通勤時間が短くて済むところ
といったことを基準にその都度医療機関を選択しています。
その中で、医療機関や主治医によって治療方針が異なるのは当然としても、
医療機関やその管轄している自治体などによって、極端に言うと法律の解釈(私の場合は精神科なので精神保健福祉法の解釈、例えば転落防止用の安全ベルトを身体拘束と取るか取らないかなど)までも異なることがあり、勉強にはなりましたが、戸惑うことも多々ありました。
常勤医として勤務しながら傍らでアルバイトをしているときは、
月10万から15万程度の収入増であったように思います。
現在は海外に居住しているため、
土日含め7日間程度アルバイトをすると税込みで月50万から70万くらいになると思います。