医師のアルバイトにはメリットが多数!医師におすすめのアルバイト先と探し方を紹介
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目次
- 医師のアルバイト事情
- 収入を増やしたい
- ライフステージの変化
- 医師がアルバイトをするメリット
- 1. 収入をアップできる
- 2. 活躍の場を広げられる
- 3. 知識・技術の習得に役立つ
- 4. ライフスタイルに合った働き方ができる
- 医師におすすめのアルバイト内容
- 1. クリニックの内科外来
- 2. クリニックの当直・日当直
- 3. 健診センター
- 4. ワクチン接種
- 5. 美容クリニック
- 6. 嘱託産業医
- 医師におすすめのアルバイトの探し方
- 1. 医局に斡旋してもらう
- 2. 人脈を頼る
- 3. 医師の求人サイトを利用する
- 医師のおすすめアルバイトは専用求人サイトを利用して見つけよう
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医師と聞くと、特定の医療機関に常勤しているイメージがありますが、アルバイトとして勤務している医師も一定数います。専門職である医師のアルバイトは、スポットのアルバイトでも時給が高い傾向にあるため何らかの事情で副業をしたい、あるいは働き方を見直したい場合は、積極的にアルバイトを探してみましょう。
本記事では医師のアルバイト事情や、医師がアルバイトをするメリット、医師におすすめのアルバイト内容、アルバイト先を探す方法について解説します。
医師のアルバイト事情
近年、多くの医師がアルバイトとして病院で働く現象が注目されています。この傾向は、医療業界における人材不足や働き方の多様化に根ざしています。一部の医師は、フルタイムの常勤医としての責任を担う一方で、他の医師はアルバイトとして複数の病院を渡り歩くことを選択しています。
では、一体なぜ、高度な専門知識と技術を持つ医師がアルバイトという形で働くのでしょうか?医師がアルバイトを選ぶ理由、それが医療提供にどのような影響を与えるのか、そして医師自身にとってのメリットとデメリットをお伝えします。医師のキャリアパスが多様化する中で、アルバイトという選択がなぜ現代の医療現場で増えているのかについて深堀してみましょう。
収入を増やしたい
一つは、収入を増やしたいという理由です。医師は高給のイメージがありますが、 地域差などによって平均年収をさらに下回るケースもあります。
このような事情から、常勤または非常勤だけで1本化できず、アルバイトでダブルワークしている医師もいるようです。
ライフステージの変化
ライフステージの変化も考えられます。主たる勤務先を1カ所のみとして働いている医師の割合に性差はほとんどありません。
女性の場合、妊娠や出産で一時的に現場を離れなければならないケースがある他、育児のために長時間拘束されるため、常勤が難しくなる事例も少なくないようです。アルバイトなら、自分の都合に合わせて働きやすいため、育児中はスポットのアルバイト中心のワークスタイルを選ぶという方もいます。
医師がアルバイトをするメリット
医師がアルバイトをするメリットはたくさんあります。生活のためにやむを得ずアルバイトをしている医師も少なくありませんが、ここでは医師がアルバイトをするメリットを4つ紹介します。
1. 収入をアップできる
常勤に加えて定期非常任やスポットのアルバイトを行うと、当然ですが収入が増えます。特に医師のアルバイトは好待遇のものが多いため、短時間のスポットアルバイトでも大きな収入になります。中には、短時間勤務で複数の勤務先で働く方が効率的だからと、あえて常勤せず、複数のアルバイトを掛け持ちしている方もいるようです。
2. 活躍の場を広げられる
アルバイトはさまざまな場所で働くことができるため、医師としての活躍の場を広げることができます。常勤の場合は、1日の大半を同じ職場で過ごすため、活躍の場が限られてしまいがちです。実際、さまざまな分野の人とのつながりやコネクションを求めて、複数の場所でアルバイトをしている方もいます。
3. 知識・技術の習得に役立つ
医師のアルバイトの仕事内容は多岐にわたるため、普段担当していない業務に携わることで、知識・技術の習得に役立つこともあります。仕事内容が変わると、求められる知識や技術も変化するため、医師としてのスキルアップにつながります。
4. ライフスタイルに合った働き方ができる
ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方ができる点もアルバイトのメリットです。常勤や非常勤の場合、1日当たりの拘束時間が長いため、時間の融通が利きにくい傾向にあります。
アルバイトの週当たりの平均労働時間は29.2時間で、労働時間が60時間以上に上る人の割合は1割未満です。(※)
時間にゆとりがある分、子育てや介護など、自身のライフスタイルに合った働き方ができるのもアルバイトのメリットです。
医師におすすめのアルバイト内容
ここでは医師におすすめのアルバイト内容を6つピックアップして紹介します。医師のアルバイト内容は多岐にわたるためそれぞれ特徴やメリットデメリットを比較し、自分の希望に合ったアルバイトを見つけましょう。
1. クリニックの内科外来
医師のアルバイトとして、クリニックの内科外来はおすすめです。
個人経営のクリニックは、比較的軽症の患者が訪れるケースが大半を占めていますが、その分1日当たりの患者数は多い傾向にあります。個人経営のクリニックは院長1人で診察を担当しているところも多く、人手が不足しがちなので、好待遇の求人募集も少なくありません。
大学病院や総合病院に勤めている場合、若手の医師はサポートに回ることが多く、実際に患者の診察を行う機会は少なくなりがちです。クリニックの内科外来のアルバイトは、臨床の経験を積むことができるため、スキルアップに役立ちます。
参考サイト:働きやすいおすすめクリニック特集|株式会社メディカルリンク
2. クリニックの当直・日当直
医師のアルバイトとして、クリニックの当直・日当直もおすすめです。
常勤の医師が不在の時間帯に急変患者の対応にあたる当直のアルバイトは、夜間から早朝に掛けて労働するのが基本です。ゆったり当直のように、当直のなかでも比較的ゆとりのある勤務の場合は、賃金相場は下がるものの心身的な負担は軽めなのが特徴です。一方、2次救急病院など、深夜の救急対応や通常業務が前提とされる当直の場合は、負担が大きい分1回あたりの賃金相場が高いという特徴があります。
クリニックによっては、金曜の夜から月曜の朝まで通しで働く日当直のアルバイトを募集しているところもあり、こちらも拘束時間が長い分、1回当たりの賃金は比較的高めです。
療養目的のクリニックの場合、そもそも急変患者が出るリスク自体が低い傾向にあるため、心身への負担があまり大きくない点も人気のようです。ただ、実際の忙しさはクリニックによって異なるので、当直や日当直のアルバイトを探す際は事前にしっかりリサーチしましょう。
3. 健診センター
医師のアルバイトとして、健診センターもおすすめです。
病気の予防や早期発見のための健診を専門としている健診センターでも医師のアルバイトを募集しています。受診者と面談しながら、問診・聴診などを行い、健康診断の結果を説明した上でレポートを作成するのが主な業務です。レントゲンの読影や内視鏡、がん検診などを行う場合もあります。
健診センターは健康診断を実施する場所なので、具体的な治療は行いません。そのため、急患が入ったり残業に追われたりする心配が少なく、定時で上がりやすいのが利点です。
4. ワクチン接種
医師のアルバイトとして、ワクチン接種もおすすめです。
新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症に有効なワクチンを接種するアルバイトです。
クリニックなどで実施されているワクチン接種について、接種前の問診やワクチン接種などを行います。ワクチン接種の可否を判断する問診はありますが、業務内容自体はシンプルなので、心身への負担が少ないのが特徴です。
5. 美容クリニック
医師のアルバイトとして、 美容クリニックもおすすめです。
美容外科や美容皮膚科などの美容クリニックで問診や施術を行うアルバイトになります。美容クリニックは審美目的で訪れる患者が主なので、治療がメインの医療機関とは異なる知識、スキルを習得したい方に人気です。美容クリニックで対応しているメニューは幅広く、脱毛やAGA(男性型脱毛症)の問診および薬の処方などを行うところもあります。
6. 嘱託産業医
医師のアルバイトとして、嘱託産業医もおすすめです。
嘱託産業医とは、企業に属する労働者のヘルスケアに携わる医師のことです。
労働安全衛生法第13条では、事業者は事業場の規模に応じて、医師のうちから産業医を選任し、労働者の健康管理等を行わせることが義務づけられています。(※1)具体的には、労働者数が50人以上3,000人以下の事業場なら1名以上、労働者数が3,001人以上の事業場なら2名以上の産業医を選任しなければなりません。(※2)また、常時1,000人以上の労働者を使用する事業場と、一定の有害な業務に常時500人以上の労働者を従事させる事業場でも、専属の産業医を選任する必要があります。(※3)
それ以外の事業場では、契約企業の産業医として業務を行う嘱託産業医をアルバイトなどで雇うケースが多くなっています。
嘱託産業医の仕事は、その企業に属する労働者の健康診断や健康指導の実施、健康教育、健康相談、労働衛生教育など、労働者の健康障害の原因調査および再発防止のための措置に関することです。実際に治療を行うわけではないため、業務内容としては比較的容易な部類に入りますが、頻度が少ないので、隙間時間を使ってアルバイトしたい方におすすめです。なお、嘱託産業医のアルバイトをするには、基本的に産業医の資格が必要になります。
※出典2:厚生労働省. 「産業医について」P1. https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11200000-Roudoukijunkyoku/0000103897.pdf
※出典3:厚生労働省 東京労働局. 「共通 3 「総括安全衛生管理者」 「安全管理者」 「衛生管理者」 「産業医」のあらまし」. https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/hourei_seido_tetsuzuki/anzen_eisei/a-kanri.html
医師におすすめのアルバイトの探し方
医師のアルバイト先を探す方法は大きく分けて3つあります。
1. 医局に斡旋してもらう
医局に所属しているのであれば、医局からアルバイトを斡旋してもらう方法があります。医局斡旋のアルバイトは一般の求人よりも待遇が良い場合も多く、高給アルバイトを探すのに適しています。ただ、アルバイト先は医局からの割り当てとなるため、自身の希望や要望を反映しにくいところが難点です。
2. 人脈を頼る
医師としてのパイプや人脈を介してアルバイト先を紹介してもらう方法です。他の医療機関に勤めている医師とコネクションがあれば、当該機関のアルバイトを優先的に紹介してもらえることもあります。ただ、人脈に頼ると自分に合わない職場、業務であってもなかなか辞めにくく、不本意なアルバイトを続けざるを得なくなる場合があります。
3. 医師の求人サイトを利用する
医師求人専門の求人サイトを利用してアルバイトを探す方法です。
常勤や非常勤だけでなく、アルバイトやスポット募集などの求人も取り扱っており、エリアや科目、勤務日、給与、業務内容などの条件を指定して検索することができます。希望する業務内容や働きたい期間などの条件を絞ってアルバイト先を探せるため、自分のニーズやライフスタイルに合った求人を見つけられる点も大きなメリットです。
医師のおすすめアルバイトは専用求人サイトを利用して見つけよう
医師は常勤で働いている方が大半を占めますが、一方で空いた時間を活用してアルバイトや複数のアルバイトを掛け持ちする医師もいます。収入を増やしたい、他の医療機関でスキルアップを目指したいなど、アルバイトに対して求めることは人それぞれですので、自分のライフスタイルやニーズに合った求人を探すことが大切です。
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