40代のキャリアチェンジ!救急医から自由診療への転身(転職事例③ー40代男性医師)

目次
- Q.医師として救急科を目指された理由は何ですか?
- Q.大変なことが多い救急現場で、どのような工夫やモチベーションで仕事を続けてこられたのでしょうか?
- Q.保険診療から自由診療への転職を決めた理由は何ですか?
- Q.実際の転職活動はどのように進みましたか?
- Q.ご入職を決めたポイントはありますか?
- Q. 入職後、キャリアのイメージが変わったり広がったと感じることはありますか?
- Q. 今後のキャリアプランについてはどのようにお考えですか?
- Q. ご就任後に、何か困ったことや戸惑いはありましたか?
- Q. 今回の転職で、弊社をご利用いただいたきっかけを教えてください。
- Q. 弊社のサービスをご利用いただく中で、不満に感じた点はありましたか?
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MRTの医師常勤転職サービスを利用して転職された医師にインタビューを実施しました。
40代半ばは、医師として経験を積み、現場の中心として活躍する一方で、将来の働き方を見直す時期でもあります。
保険診療の忙しさや制度の制約に限界を感じ、「このままで良いのか」と悩む医師は少なくありません。
また、家庭や人生設計を見直す中で、より自由度の高い働き方を求める声も増えています。
今回は、救急医として長年保険診療に携わってきた医師が、自由診療へ転身した転職事例をご紹介します。今後のキャリアを考えるヒントになれば幸いです。
▼こんな先生におすすめです!▼
・40代〜50代でキャリアの「再設計」を考えている医師
・キャリアの幅を広げたい・新たな領域に挑戦したい医師
・自由診療にご興味をお持ちの医師
年齢:40代半ば
性別 :男性
専門科目 :救急科
経歴:大学卒業後、約20年間救急医として救急医療の現場に従事してきた
Q.医師として救急科を目指された理由は何ですか?
実は、最初から救急医を志していたわけではありません。
大学時代、所属していた地方の大学病院で、救急医療体制がまだ十分に整っていないと感じることがあり、「もっとしっかりとした救急の現場を見てみたい」と思ったのがきっかけです。
その後、「高次臨床修練」で東京から来られていた先生に相談したところ、いくつかの病院を見学させていただけることになりました。
その中の一つが、のちに私が勤務することになる病院です。
見学先の病院は、全国から研修医が集まるほど活気があり、雰囲気も非常に良かったため、「ここで働きたい」と強く思いました。
もともと救急医療に関心を持って見学していたこともあり、自然な流れで試験を受け、合格。そのまま救急科に進むことになりました。
Q.大変なことが多い救急現場で、どのような工夫やモチベーションで仕事を続けてこられたのでしょうか?
初期研修の2年間は、朝から晩まで働きづめで、土日もほとんど休みがなく、本当に大変でした。
「このまま続けられるのか」と思ったこともありますが、それでも辞めずに続けられたのは、救急の現場が非常に充実していたからです。症例も多く、経験を積める環境が整っていて、何より上司の先生が若手をとても大切にしてくださる方でした。
また、「大変な場所から楽なところへはいつでも行ける。でも一度楽を選んでしまうと、もう厳しい現場には戻れないかもしれない」という気持ちもあり、今ここで頑張ることに意味を感じていました。
実は一度、知人からの声かけで救急立ち上げに関わり、現場を離れた時期もあります。
でも最終的には、やはり原点である元の病院に戻ることを決めました。
そこには、自分に大きな影響を与えてくれた尊敬する先生がいて、その先生の考え方や姿勢が、今でも自分の支えになっています。
Q.保険診療から自由診療への転職を決めた理由は何ですか?
長年勤めてきた救急の現場を離れるべきか、正直かなり迷いました。
そんな中で「自由診療」という選択肢を知り、次第に興味を持つようになったんです。
保険診療とは違い、自由診療を利用される方々は、自分で費用を負担しながらも、より良い人生や生活を目指している。その前向きな姿勢に強く共感しました。
医師として、そうした人たちをサポートできることに大きな意義を感じ、「この領域でなら、自分の新しい役割を果たせるかもしれない」と思ったのが、転職を決めた一番の理由です。
Q.実際の転職活動はどのように進みましたか?
転職を決めたとき、まずは医師向けの求人サイトをいくつか見て情報収集を始めました。
その後、御社の担当キャリアコンサルタントの方とカウンセリングを実施しました。
私の希望を丁寧にヒアリングいただき、その場で条件に合う求人をご紹介いただきました。
当初は「いくつか見てから決めよう」と思っていたのですが、最初にご紹介いただいた現在の勤務先がそのまま入職先となりました。
Q.ご入職を決めたポイントはありますか?
入職を決めたポイントは、大きく2つあります。
1つ目は、自由診療でありながら研究活動ができる環境だったことです。前職では臨床研究にも携わっており、統計などの知識も積んできたので、それを活かせる職場である点に魅力を感じました。
2つ目は、クリニックの理事長先生との出会いです。初対面から温かく迎えてくださり、「ぜひ来てほしい」と言っていただけたことで、自然と入職を決意できました。おかげで、今の職場にもスムーズに馴染むことができました。
Q. 入職後、キャリアのイメージが変わったり広がったと感じることはありますか?
はい、入職してからキャリアの幅が大きく広がったと実感しています。
まず驚いたのは、理事長先生が大学の教授クラスの先生方と幅広く連携し、共同研究を積極的に行っている点です。
現場で自分が診療をしながらデータを収集し、その分析や論文化のプロセスでは大学の先生方と連携することも多く、非常に刺激を受けています。自由診療のクリニックで、ここまで学術的な活動ができるとは思っていませんでした。
また、管理者としての視点も持つようになり、「集客」や「広報」といった、これまで関わることのなかった分野にも携わっています。
具体的には、広告の企画や一般向けのセミナー開催など、「医療を必要とする方にどう届けるか」という視点も学んでいます。
臨床や研究だけでなく、経営や発信の領域にも関われることで、医師としてのキャリアが大きく広がったと感じています。
Q. 今後のキャリアプランについてはどのようにお考えですか?
今の自分にとって一番の目標は、現在の職場でしっかりと成果を出し、取り組んでいる治療法のエビデンスを構築することです。
日々の診療で得られるデータをもとに、科学的に信頼できる根拠を示すことは、自由診療や予防医療の発展にもつながると考えています。
また、現在の職場の理事長先生は、私が心から尊敬している方です。臨床・研究の両面で多くを学ばせていただいており、今後もそのもとで経験を積み重ねながら、私たちが取り組んでいる治療法や考え方を、より多くの方に届けていきたいと思っています。
Q. ご就任後に、何か困ったことや戸惑いはありましたか?
特に困ったことはありませんでした。
新しい環境に入る前は多少の不安もありましたが、実際には毎日とても充実して仕事ができています。
周囲のサポートも手厚く、自分の業務にしっかり集中できているので、スムーズにスタートを切ることができました。
Q. 今回の転職で、弊社をご利用いただいたきっかけを教えてください。
もともと以前から、アルバイト紹介でお世話になっていたご縁がありました。
今回、御社が掲載されていた常勤求人に興味を持ち、再びご相談させていただきました。
以前と変わらずスムーズな対応をしていただき、大変感謝しています。
Q. 弊社のサービスをご利用いただく中で、不満に感じた点はありましたか?
いいえ、特に不満はありませんでした。
自分の希望や方向性を丁寧にくみ取っていただき、最初にご紹介いただいた医療機関への面接もスムーズに進み、その場で「ここにしよう」と決断することができました。
自分に合ったご提案をいただけたことに、感謝の気持ちしかありません。
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