収入を理由にアルバイトを行っている医師のリアルな声をご紹介いたします。
常勤のみでは収入が低く、このままでは子育て費用に不安がありました。
しかしながら、常勤先での給料の大幅な上昇は見込めず、
時間外勤務を頑張っても病院から削られてしまう状態であり、他の病院からの収入を目当てにしました。
幸い空いた時間もあったため、その時間を無駄に過ごすのではなく、
アルバイトをして収入アップを目指そうとしたのがきっかけです。
その他、これからの時代を考えた際、医者は過剰になり将来的な年収は低くなるだろうと思ったからです。
他の病院の診療スタイルや後方支援病院での状況を知ることができるところです。
現在、大規模総合病院で勤務しているため、急性期治療には自信がありますが、当院退院後の患者状況は知りませんでした。
しかしながら、アルバイトで後方支援病院での勤務を行うことで、
その状況を知ることができるのはメリットの一つだと思います。
常勤先の都合をつけるのが大変でした。
手術や外来、待機などの常勤先の都合をつけなければ、もちろんアルバイトにも行けないのですが、
月に半分程度の待機当番をしている身分としては、その調整を行うのが面倒といえば面倒です。
自分が思っている以上にアルバイト先でのマイナールール、病院ルール、
キーパーソンでの把握に時間を要することです。
自分の普段の勤務先では常識とされていたことが、アルバイト先では通用しないため苦労することがありました。
また、移動時間が結構かかる案件も多く、実質の時間給は低くなってしまうことです。