後期研修医(研修医3年目)になったからアルバイトをしてみたい!でもどんなものから始めたらいいのかわからない、、、
今回はそんな皆様に向けて、初期研修上がりでもできるアルバイトや、求人を選ぶ際のポイントをまとめました!
初期研修を終えたばかりだと、自分で責任をとれるのか、専門的な対応をもとめられたらどうしようなどといった不安があるかと思います。
以下では、そんな不安をできるだけ軽減できるような業務内容をご紹介します!
健診のアルバイトのなかでも特に「聴診・問診」対応のみを求められるものがおすすめです。
業務内容としては、パーテーションなどで仕切られた部屋の中で待機し、心音の検査や、問診票に書かれた項目の確認を求められます。
基本的には問診票に沿っての対応で問題はありませんが、当日の検査データや治療歴などの確認も行い、情報の見落としが無いよう心がけましょう。
また学校や事業所相手の健診となると、対応人数が多く、特定の時間帯に人数が集中することもあり、スピードが求められます。
案件には対応人数や医師体制が記載されていますので、自信のない方は一人あたりの対応人数がなるべく少ないものから勤務してみるのも手です。
これらの業務は健診の一連の流れの中に位置づけられているので、問診が終わったあとは患者様をどこに案内すればよいかはあらかじめ確認しておきましょう。
内科外来も初めてのアルバイトにおすすめです。
初期研修時に培った一般的な内科の知識で基本的には対応が可能です。
医療機関区分や、立地による患者様の層の違い、対応する症状の度合いは勤務先によってそれぞれ異なります。
事前にどういった対応が求められているのかを質問しておくのが望ましいでしょう。
また、普段勤めている病院とは検査のとり方や設備が異なるため、不安な方もいるかと思います。
しかしその点に関しては、勤務前に説明の時間を設ける医療機関が多く、安心して勤務に従事できるような取り組みがなされています。
こちらも、わからないことがあれば積極的に質問をしておきましょう。
美容のアルバイトは1,2を争うほど人気の求人で、とくに脱毛カウンセリングや、アートメイク問診がおすすめです。
一般的にこれらの業務では、実際に施術を行うのは専門的な技術を積んだスタッフであることが多く、施術の前後の簡単な問診を任されることが多いです。
また、マニュアルやプロトコルがしっかりと定められているため、初期研修上がりの医師や美容未経験の医師でも対応が可能になっています。
対応人数もそこまで多くはなく、ゆったりと時間を使える点も魅力の一つです。
医療機関自体も都心や繁華街に構えていることが多いため、アクセスも容易です。
時給に換算すると保険診療よりやや劣ってはしまいますが、アルバイトの場数を踏むという観点からはとてもおすすめできる求人となっています。
上述した魅力によりすぐに枠が埋まってしまうことが多いため、求人を見つけたらぜひ勤務を検討してみてください。
では実際に求人を探す際はどのようなことに留意すればよいのでしょうか。
基本的には、以下の項目に気をつけていれば失敗することはありません。
求人に応募する際、後期研修医でも可能か、対応業務を詳しく知りたいなどの気になる箇所を質問することが出来ます。
医療機関からの返答を受け、双方納得した場合のみ勤務が確定となりますので、安心してご応募ください。
自信がないうちはその求人には応募せず、一人でも対応可能だと思えるまでは他の勤務で経験を積みましょう。
遅刻や始業間際の到着だと、その医療機関や業務の勝手を十分に理解できないまま望むことになり迷惑を掛ける可能性があります。
余裕を持って到着できそうか事前確認した上でご応募ください。
初めてのアルバイトは不安が大きいと思います。
MRTではそんな先生方の一歩を応援すべく24時間対応可能なサポート体制を敷いております。
不安なこと、分からないことがあれば随時お問い合わせください。
参考資料
職域健康診断 問診・診察マニュアル 改定第2版
(http://ohtc.med.uoeh-u.ac.jp/kensinmanual/kensinmanual.pdf)