収入を理由にアルバイトを行っている医師のリアルな声をご紹介いたします。
私がアルバイトを始めたきっかけは、
医局の同僚がMRTのサイトでスポット探しをしていた場面を目撃したからです。
元々、収入の少なさに悩んではいたものの、
それまでバイト経験と言えば医局内で回していた寝当直しかありませんでした。
そんな私は、MRTに俄然興味を持ち、
彼を質問攻めにした後、あっという間に入会を果たしました。
入会後からは、週末になると首都圏を中心とした皮膚科スポット勤務の日々が始まりました。
神奈川県在住で常勤先も同地の私ですが、
都内はもちろん、浦和や大宮、飯能、川越などの埼玉県各地と
船橋、松戸、幕張を始め千葉県の各地でスポット勤務を経験しました。
始めた当初、地名は知っていても訪れたことの無い土地に行くことが、
とにかく楽しかったことが記憶に残っています。
1年間に猛烈な件数を回るうちに現在では、
自宅から通いやすい施設や快適に働ける施設、日給の相場など、
自分の求める条件に合うバイト探しの為にMRTを活用しています。
色々なクリニックの雰囲気やシステムを体験できること、
自分が開業する際の参考になりそうな施設もかなりありました。
また、公共交通機関での移動がほとんどなのですが、
電車には相当詳しくなりました。
首都圏ならどこの出身の方とも、沿線の話で一通り話が盛り上がります。
こちらは思わぬ副産物でした。
ゆったりとした空き時間を素直に楽しめなくなったことです。
貧乏暇なしとでも言うのでしょうか、ひどいときは時間をお金に変えないと、
とにかく勿体無い気がしてスポットアルバイトを詰め込んでいました。
その結果、休養が取れなくなり体調を崩すこともありました。
クリニック独自のハウスルールと電子カルテには苦労しました。
例えば手技や処方についても、自由にやらせてくれるところもあれば、
やり方が決まっているところもありました。
参考になるケースもあったのですが、慣れないやり方に戸惑うことも多々ありました。
また、初めて使う機種の電子カルテだと慣れるまでに時間がかかるのですが、
忙しいクリニックだと余裕が無く、辛く感じる時もありました。
不安もあるとは思いますが、まずはやってみましょう。
何か得るものがあると思います。