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医師の時給はいくら? 働き方別・科目別の最新データと高額アルバイトの探し方

更新日: 2026/02/13
医師の時給はいくら? 働き方別・科目別の最新データと高額アルバイトの探し方
目次
キャリアやライフイベントを考えるうえで、自分の「時間単価」を正しく把握することは、効率的で満足度の高い働き方、そして豊かな人生設計への第一歩です。
本記事では、厚生労働省などの公的データをもとに、常勤医師の「実質時給」とアルバイトの「高額時給」を比較。さらに、高額アルバイトを見つけるための戦略もご紹介します。

 

統計データで確認する、常勤医師の給与と時給

まず、日本の常勤医師の平均給与水準を厚生労働省のデータから確認し、そこから算出される「時給」の目安を見てみましょう。

平均年収から導き出す、常勤医師の「時給」

厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、医師の平均給与は以下の通りです。

項目 統計データ(令和5年) 備考
平均年間賞与・特別給与額 約543.1万円
平均年収(推計) 約1880万円 月給×12ヶ月+賞与
平均労働時間(月間) 165時間 所定内実労働時間

このデータから計算すると、常勤医師の時給は約 6,752円。
時給=1,114,100円(平均月給)÷165時間(平均労働時間)=6,752円

ただし、これは所定労働時間のみで計算した理論値。実際には残業やオンコール対応で労働時間は増え、時給はさらに下がります。

厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」
URL:https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/chinginkouzou_r5.html

常勤の「実質時給」と非常勤の「高額時給」

医師の時給は、働き方が「常勤」か「非常勤(アルバイト)」かによって、その実態が大きく異なります。

常勤医師の「実質時給」|見えない長時間労働が単価を押し下げる

常勤医師の実際の労働実態を考えると、先ほどの基礎時給(約6,752円)は十分とは捉えづらい状況です。診療、手術、研究、教育、そして膨大な事務作業、これらをこなすために、先生方は所定外の時間も業務に費やしています。

もし、月の残業時間が平均40時間、宿直やオンコール待機でさらに20時間が加わると仮定してみましょう。総労働時間は、165時間+40時間+20時間=225時間となり、実質時給は大幅に下がります。

基礎時給: 約6,752円
実質時給:1,114,100円(平均月給)÷225時間=4,951円

これが、多くの先生が「割に合わない」「もっと効率よく稼ぎたい」と感じ、アルバイトや転職を考える、最も大きな理由です。労働時間が長くなればなるほど、先生方の「時間単価」は容赦なく下落してしまうのです。

非常勤(アルバイト)「高額時給」|1万円超えは当たり前

一方、非常勤(アルバイト)の働き方は、業務内容と医療機関の「いますぐ来てほしい」という緊急度の高いニーズに直結しています。そのため、常勤の「実質時給」を遥かに超える高額な単価が設定される傾向があります。

▼ 医師アルバイトの一般的な時給水準

医師のアルバイト時給は、地域や科目、募集背景によって幅がありますが、市場で確認できる一般的な相場は以下の通りです。

非常勤では、常勤の基礎時給である約6,752円を大きく上回る、10,000円以上の高額な「時給」が標準的です。アルバイトは「即戦力」としての労働力提供に特化しており、常勤のような会議や教育、雑務などの負担がほとんどないため、時間単価が高くなるのは当然の結果と言えるでしょう。

業務形態 時給相場(一般傾向) 特徴・補足
外来(スポット) 10,000円〜18,000円程度 専門性が問われる外来や、急な欠員補充などで高額になりやすい
病棟管理・回診(スポット) 8,000円〜15,000円程度 夜間や週末など、人手の少ない時間帯は高めに設定される
健診・ドック(スポット) 8,000円〜15,000円程度 比較的精神的なストレスが少なく、安定した人気がある
当直・宿直(1回あたり) 40,000円〜120,000円程度 1回あたりの固定報酬が一般的(時給換算で5,000円〜15,000円超となるケースが多い)

【専門科目別】「高時給」を狙いやすい科目とその理由

医師の時給は、先生が専門とする診療科目によっても傾向が異なります。「人手が足りない」「専門性が極めて高い」といった医療機関の切実な事情がある科目は、必然的に時給が高額になります。
特にスポット(単発)や定期アルバイトで時給が高額になりやすいのは、以下の科目です。

麻酔科

麻酔科は、手術の安全性を左右する極めて重要な役割を担っています。全身麻酔や区域麻酔の管理は、患者の生命維持に直結するため、わずかな判断ミスも許されません。こうした業務には高度な専門知識と集中力が求められ、長時間にわたる緊張状態での勤務が常態化します。

さらに、日本では麻酔科医の絶対数が慢性的に不足しており、特に地方や中小規模の病院では確保が困難です。この需給バランスの偏りが、スポット求人や緊急募集で「破格の時給」を提示する背景となっています。加えて、麻酔科は他科と異なり、手術スケジュールに合わせた柔軟な勤務が可能なため、短時間で高収入を得られる点も魅力です。

具体的な業務:

  • 全身麻酔管理(術中の循環・呼吸管理、薬剤調整)
  • 術前評価(リスク判定、麻酔計画の立案)
  • 術後管理(疼痛コントロール、合併症予防)
  • 緊急手術対応(迅速な麻酔導入・覚醒管理)

近年は、心臓血管外科や脳外科など高難度手術の増加に伴い、麻酔科医の需要はさらに高まっています。特定の資格(日本麻酔科学会認定医など)を持つ先生は、時給交渉で非常に有利になりやすい傾向があります。

精神科

精神科は、患者数の増加に対して専門医の供給が追いついていない診療科の一つです。特に地方や過疎地域では、精神科医の確保が困難であり、医療機関は高額な報酬を提示せざるを得ない状況です。

また、精神科の業務は、身体的負担が比較的少ない一方で、患者とのコミュニケーション能力や心理的洞察力が求められます。外来診療や病棟管理は、急性期対応を除けば時間外対応が少なく、勤務時間が安定しやすいことも魅力です。こうした背景から、精神科は「高時給+働きやすさ」を両立できる科目として人気があります。

具体的な業務:

  • 外来診療(うつ病、統合失調症、不安障害などの診断・治療)
  • 病棟回診(入院患者の治療方針決定、薬物療法管理)
  • 訪問診療(在宅患者への精神科ケア)

精神科専門医資格を持つ先生は、求人選択肢が大幅に広がります。さらに、認知症や児童精神科など特定分野の経験がある場合、時給交渉で優位に立てるケースが多いです。

救急科・ICU/ER

救急科やICUは、常に緊急性が高く、一刻を争う判断が求められる診療科です。夜間や週末の当直・宿直は、急患対応のために通常の時間帯よりも時給が高く設定される傾向があります。

救急医療は、幅広い疾患への初期対応力と、迅速な判断力が不可欠です。特に重症患者の管理や多発外傷対応など、専門性と体力を要する業務が多いため、医療機関は高額報酬で医師を確保しようとします。

具体的な業務:

  • 救急外来での初期対応(外傷、急性疾患、心肺停止など)
  • ICUでの全身管理(人工呼吸器管理、循環動態の安定化)
  • 急変対応(院内コードブルー対応、蘇生処置)

救急科は、専門医資格やACLS・ICLSなどの救急関連資格を持つ先生が特に高評価されます。夜間・週末勤務を選択できる柔軟性がある場合、時給はさらに跳ね上がります。

一般的な時給相場は8,000円〜13,000円

内科、外科、小児科、整形外科などの、医療機関の根幹を支える科目は求人数は非常に豊富ですが、時給相場は比較的平均的な水準に落ち着きやすい傾向があります。

ただし、消化器内視鏡など、特定の「手技」が必要とされる専門外来や、専門性の高い健診業務など、スキルを活かせるアルバイトであれば、これらの科目でも高時給を実現することは十分に可能です。

時給の格差を戦略的に利用しよう

医師の時給は、勤務地となる地域の医師の充足状況に大きく左右されます。この地域間の格差を正しく理解することが、高額アルバイトを探す上での、非常に重要な戦略になります。

①圧倒的な高時給の地方・へき地で働く

日本における医師の地域偏在は依然として深刻な課題です。地方やへき地、特に救急医療を担う中核病院では、医師の確保が文字通り「死活問題」です。このため、地方のスポット・定期アルバイトは、都市部の相場を大幅に上回る高時給で募集される傾向にあります。

地方の高時給の相場: 15,000円〜25,000円、時にはそれ以上の提示も。
背景: 交通費や宿泊費の支給はもちろん、物理的な距離や勤務の負担を金銭的なインセンティブで補う必要があるため。

参考)医師偏在指標に基づく地域格差(最新公的データ)
「医師偏在指標」は、単なる人口あたりの医師数だけでなく、地域の医療需要なども加味した、より実態に近い医師の過不足を示す指標です。この指標が低い地域ほど医師不足が深刻で、高額な報酬を提示せざるを得ない状況が分かります。

区分 医師偏在指標が低い都道府県(医師少数区域の例) 医師偏在指標が高い都道府県(医師多数区域の例)
最下位圏 岩手県、青森県、新潟県、福島県、茨城県、埼玉県など 東京都、京都府、福岡県、岡山県、沖縄県など
傾向 高額な時給(1.5万円以上)になりやすい 安定した時給(1.0〜1.5万円程度)になりやすい
厚生労働省「医師偏在対策について」(令和6年12月時点の最新公表データに基づく)https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/001560980.pdf

「短期間で集中的に資金を貯めたい」「遠方でも高待遇を優先したい」という先生は、医師偏在指標が低い地域でのスポットアルバイトがおすすめです。最も効率良く高額な時給を手に入れることができます。

②求人が多い都市部のニッチな高額求人を狙う

東京都、大阪府、福岡県などの医師偏在指標が高い大都市圏は、求人数こそ多いものの、医師の数も多いため、時給相場は地方に比べて落ち着きやすい傾向があります(平均10,000円〜15,000円程度)。

しかし、都市部には、美容医療や産業医、専門分野に特化した健診など、地方には少ないニッチで高時給なアルバイトが豊富に存在します。自宅から無理なく通える範囲で、自分のペースに合わせて多様な働き方を選べるのが、都市部の大きな魅力です。

高額時給のアルバイトの探し方ポイント

①他の医師が「避けたい」時間帯や業務を狙う

時間単価を最大限に高める最もシンプルな方法は、ニーズが高く、供給が不足しがちな時間帯や業務を選ぶことです。

例:夜間・深夜業務

法的な深夜手当が上乗せされるため、実質的な時給は大きく跳ね上がります。特に当直業務は、待機時間と実働時間のバランスによっては、時給換算で非常に高額になるケースが多いです。(深夜手当+緊急対応加算がある求人は、時給換算で2倍以上になることなどもあります)

夜間帯は、スタッフ数が限られているため、医師の判断力と対応力がより重要になります。急変対応や救急搬送への即応性が求められるため、医療機関は「即戦力」を確保するために高額報酬を提示します。

さらに、夜間勤務は生活リズムへの影響や精神的負担が大きいため、医師側も「割に合う条件」でなければ引き受けにくいという現実があります。こうした背景が、夜間・深夜業務の高時給を支える要因です。
トラブル防止のため、夜間・深夜業務のアルバイトを検討する際は、「待機時間の扱い」「休憩の有無」「急変対応の範囲」を事前に確認しておくのがおすすめです。

例:週末・祝日業務

平日よりも医療機関の体制が手薄になる週末は、医師の需要が一気に高まります。土曜や日曜の午前中の外来や、終日の病棟管理は、通常よりも高時給で募集されることが多い傾向にあります。

週末勤務は、患者数が集中しやすく、外来では「短時間で効率よく診療をこなすスキル」が求められます。また、病棟管理では、急変対応や家族説明など、平日以上に幅広い対応力が必要です。医療機関側は、こうした負担を金銭的に補うため、週末・祝日勤務に高額な報酬を設定しています。

さらに、週末勤務は「スポットアルバイト」として柔軟に選べるため、常勤医師にとっても収入アップの有効な手段となります。

②先生の「市場価値」を最大限にアピールする

先生方が持つ専門性や経験は、そのまま「市場価値」となります。この価値を最大限に活かせるアルバイトを選び、しっかりとアピールすることが、高時給交渉の最大の武器になります。

高市場価値となる要素 具体的な時給への影響
専門医資格 特定の専門医資格(例:内視鏡専門医、腎臓専門医など)は、そのスキルを要する業務で、資格手当や高額な基本時給として評価されます。
熟練した手技 「〇〇検査(または手技)を、短時間で確実にこなせる」といった明確な実績は、医療機関が即戦力として最も求める要素であり、時給交渉を有利に進められます。
豊富な指導経験 経験年数が長く、若手医師や研修医の指導もこなせる先生は、医療機関にとっての付加価値が高く、時給に反映されやすくなります。

MRTのような医師専門の人材会社を利用すると、担当エージェントが先生に代わって時給・待遇交渉を行います。市場価値に見合った給与を実現しつつ、効率的に求人を探すために、ぜひ積極的にご活用ください。

 

③高額求人は「非公開」にあり! 情報ルートを確保する

本当に条件の良い高額な時給の求人は、医局や知人経由ではほとんど出回りません。これらは医療機関の意図により、「非公開求人」として扱われています。

非公開求人が生まれる背景とは?

医療機関が求人を「非公開」にする理由は、単なる戦略ではなく、現場の切実な事情に基づいています。

①「急募なので応募が殺到するのを避けたい」

急な欠員や緊急手術対応など、医師を即時確保しなければならない状況では、求人を広く公開すると応募が集中し、選考や調整に時間がかかってしまいます。医療機関はスピードを最優先するため、信頼できる紹介会社に限定して依頼し、迅速に条件交渉を進めるケースが多いのです。

②「既存の常勤医師に知られたくない(賃金格差への配慮)」

同じ病院内で、非常勤医師に高額な時給を提示していることが常勤医師に知られると、待遇面での不満や組織内の摩擦が生じる可能性があります。こうしたトラブルを避けるため、医療機関は外部のサイト(医師人材サービス)で非公開に募集し、外部の専門エージェントを通じて静かに採用を進めます。

③「特定の専門性を持つ医師をピンポイントで静かに探したい」

麻酔科や救急科など、専門性が高く希少なスキルを持つ医師は、公開求人ではなかなか集まりません。医療機関は、条件に合致する医師を効率的に見つけるため、非公開でターゲットを絞り込み、紹介会社を通じて直接アプローチします。こうした求人は、一般公開されない分、条件が良いことが多く、時給も高額になりやすい傾向があります。

高効率に高額時給のアルバイトを探すには、求人を多数保有し、医療機関との信頼関係が築かれている医師専門の人材紹介会社の活用が必須です。日々忙しい先生に代わり、担当エージェントが希望条件と経験に基づいた時給交渉を代行してくれます。

 

人材会社を効率的に活用するポイント

①1〜3社に併用登録し、求人の重複リスクを減らしつつ、比較できる母集団を増やす

求人は紹介会社ごとに保有案件が異なるため、1社だけでは選択肢が限られます。複数社に登録することで、求人の幅が広がり、条件比較が可能になります。ただし、過剰な登録は情報管理が煩雑になるため、2〜3社が最適です。

②希望条件(時給の下限、時間帯、業務内容、場所)を明確に共有する

「高時給を希望」だけでは不十分です。具体的な条件を伝えることで、紹介会社は先生に合った求人を効率的に提案できます。例:「時給12,000円以上」「週末スポット」「健診業務」「通勤1時間以内」など。

③連絡スピードを意識する

医師求人は、急募案件が多く、応募から決定までのスピードが勝負です。応募後の対応が遅れると、その間求人が充足してしまう場合もあります。応募する際は連絡手段(電話・メール・LINEなど)を事前に決め、即応できる体制を整えておくことが重要です。

④交通費・宿泊費・インセンティブの有無を事前に確認し、交渉材料に

地方勤務や長時間勤務では、交通費や宿泊費の支給があるかどうかで実質的な収入が大きく変わります。さらに、急募案件では「追加インセンティブ」が設定されることもあるため、事前確認と交渉が必須です。

⑤直前キャンセル不可などの条件も含め、書面で合意しておくとトラブル防止に有効

高額案件ほど、キャンセル時のペナルティや勤務条件が厳格です。勤務前に契約書や確認書を取り交わし、条件を明文化しておくことで、後々のトラブルを防げます。MRTでは勤務に関わる注意事項や勤務内容について、担当スタッフが詳しくお伝えします。

「時間単価」を最大化するために

医師の時給や相場、そして高額求人を掴むための具体的な戦略を、最新のデータとともにお伝えしてきました。
現在の働き方に疑問を持たれている先生、もっと自分のスキルに見合った報酬を得たいと願っている先生にとって、ご自身の市場価値を再評価するのは大きな一歩となります。

先生方が持つ高度な専門性と日々の献身的な努力が、正当な「時給」として報われるよう、MRTはアルバイト・転職支援を通じて全力でサポートいたします。アルバイト・転職をお考えの際は、ぜひ一度ご相談ください。

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