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【令和7年】医師の平均年収はいくら?年齢・診療科・働き方別の相場を徹底解説!常勤×アルバイトで年収2,000万円を達成する具体策

更新日: 2026/09/01
【令和7年】医師の平均年収はいくら?年齢・診療科・働き方別の相場を徹底解説!常勤×アルバイトで年収2,000万円を達成する具体策
目次

同僚や先輩がどれくらいの年収を得ているのか、自分の今の収入は市場価値と比べて適正なのか、ふと気になったことはありませんか?「医師は高収入」というイメージは広く世間に定着していますが、実際の現場における先生方の声を聞くと、労働の過酷さや責任の重さに対して「割に合わない」と感じている方も少なくありません。

本記事では、厚生労働省などの最新の公的データや、医師のキャリア支援を行ってきた私たちMRTが保有する膨大な求人マーケットの動向をもとに、医師の年齢別、診療科別、勤務先別、地域別の平均年収についてお伝えします。
さらに、常勤勤務にアルバイト(定期非常勤・スポット)を戦略的に組み合わせ、無理なく「年収2,000万円」を目指す働き方も提示します。自身の市場価値を把握し、理想のキャリアと収入を実現するための参考にしてください。

医師の平均年収の実態と最新動向

厚生労働省が発表した「令和7年賃金構造基本統計調査」の最新データによると、日本の医師の平均年収は約1,512万円(平均年齢45.7歳、平均勤続年数7.8年)となっています。この数字は、国税庁の「民間給与実態統計調査」による一般サラリーマンの平均年収(約460万円)を大きく上回っており、国内でもトップクラスの水準と言えます。

しかし、この1,512万円という数字は「すべての医師、すべての働き方を合算した平均値」にすぎません。初期研修医の給料から、大学病院の勤務医、民間市中病院の部長クラス、美容クリニックの院長や開業医まで、多様な働き方が一括りにされています。
他職種との大きな違いは、基本給の高さに加えて「当直手当」や「オンコール手当」「資格手当」といった各種手当が占める割合が大きい点、そして外勤の活用や専門スキルによって個人間の収入差が開きやすい点にあります。

「医師の働き方改革」がもたらした年収への影響

時間外労働の上限規制(原則として年960時間以下)の本格適用に伴い、医療現場には構造的な変化が定着しつつあります。これにより、勤務医の収入面には以下のような影響が見られます。

残業手当の減少
常勤先での救急対応や残業時間が抑制され、毎月の時間外手当が目減りするケースが増加。

当直手当の定額化
宿日直許可を取得する医療機関が増えたことで、実質的な労働実態が変わらなくても「宿直手当(定額)」へ切り替わり、時間外割増賃金が適用されなくなる事例が見られます。

ベースとなる常勤収入の増加が見込みにくくなった分を補うため、多くの医師が「副業・兼業(外勤・アルバイト)」へ流動しています。働き方改革の制限を考慮しつつ効率的に稼ぐには、時間単価の高いスポットバイトや拘束時間の短い定期非常勤をいかにスマートに組み合わせるかが、今後のキャリア設計における重要なカギとなっています。

厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2025/index.html
国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」
https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan/gaiyou/2024.htm

【年齢・年代別】医師の平均年収とキャリアステージ

医師の年収は一般企業のような年功序列ではなく、「専門医資格」や「役職」、精度「医局人事」に大きく左右されます。厚生労働省のデータをもとに、キャリアステージごとの給与分布を見ていきましょう。

初期研修医・専攻医(後期研修医)の年収差

医学部卒業直後の初期研修医(1〜2年目)の年収は、大学病院(年収300万〜500万円程度)か市中病院(年収600万〜800万円程度)かで大きく異なります。大学病院は教育・研究環境が整っている一方、基本給が抑えられがちですが、市中病院では当直手当や市外手当などが手厚く支給される傾向があります。

3年目以降の専攻医(後期研修医)になると、医局の許可や勤務規定に応じて外勤(アルバイト)が解禁されます。週1〜2日の他院での日勤や夜間当直を行うことで本給と同等以上の副収入を得られるようになり、総年収が800万〜1,100万円程度に達するのが一般的です。

30代・40代・50代〜:専門医取得と役職登用による年収推移

30代:専門医資格の取得による市場価値の飛躍

30代前半(30〜34歳)の平均年収は約1,080万円ですが、30代後半(35〜39歳)になると平均年収は約1,470万円へと大きく上昇します。 この時期に多くの医師が取得する「専門医資格」は、医療機関の診療報酬における施設基準を満たすために不可欠な資格です。そのため、取得後は非常勤外勤での単価アップが見込めるだけでなく、転職時の給与提示額が100万〜300万円単位で増額交渉しやすくなるなど、市場価値が飛躍的に高まります。

40代:役職登用と外勤併用による「年収2,000万円」の実現

40代(40〜49歳)は臨床経験が熟練し、市中病院における「医長」や「部長」といった役職登用が本格化する時期です。 常勤先からの基本給与だけで1,300万〜1,600万円程度を確保できるようになり、ここに週1日の定期非常勤や月1〜2回の当直バイトを戦略的に組み合わせることで、心身に無理のない範囲で「年収2,000万円」の大台達成が現実的な目標となります。

50代〜:年収ピークの到達とライフスタイルに応じた働き方の選択

50代(50〜59歳)は院長・副院長・診療部長などの要職に就く医師が増え、常勤の平均年収は1,800万円前後とキャリアにおけるピークを迎えます。 60代半ば以降は常勤ポストから退き、定年や嘱託医、非常勤への移行が進むため年収は緩やかに下降します。この世代では収入面だけでなく、勤務日数や当直の有無を抑え、QOL(生活の質)を考慮した働き方へシフトする傾向が強まります。

年齢階級 推定平均年収(常勤ベース) キャリアの主な特徴・ライフイベント
24〜29歳 約 750 万円 初期研修〜専攻医初期。大学病院勤務時は低めだが外勤で補う。
30〜34歳 約 1,080 万円 専攻医後期。医局人事での異動が多く、外勤アルバイトが貴重な収入源。
35〜39歳 約 1,470 万円 専門医資格取得期。市場価値が高まりベースアップや転職を狙える。
40〜44歳 約 1,740 万円 市中病院の医長・部長クラスへ登用。責任と管理業務が増加する。
45〜49歳 約 1,700 万円 臨床能力・マネジメントともに成熟期。好条件でのスカウトが増える時期。
厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」データより作成
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2025/index.html

【診療科別】医師の平均年収ランキングと給与傾向

診療科ごとの給与格差は、診療報酬体系、自由診療の有無、当直・オンコールの頻度、そして医師の需給バランスによって明確に存在します。

高年収を狙える診療科(美容外科・脳神経外科・麻酔科など)

高年収の上位を占めるのが美容外科・美容皮膚科です。自由診療(自費診療)がメインのため、売上や症例数に応じたインセンティブが報酬に直結する特徴があります。未経験者でも年収1,500万〜1,800万円程度からスタートし、売上実績や指名数に応じて年収3,000万円以上を目指すことも十分可能です。

保険診療分野では、脳神経外科、心臓血管外科、麻酔科が高年収を維持しています。外科系は長時間のオペ、深夜の緊急対応、オンコール手当の上乗せで総額が高くなります。また、需要の高い麻酔科は常勤の基本給が高いだけでなく、非常勤(スポットバイト)でも高単価が維持されています。

働きやすさと収入のバランスが良い診療科(精神科・眼科など)

QOL(生活の質)と高収入を両立しやすいのが、精神科、眼科、皮膚科などです。

精神科は救急呼び出しが比較的少ない一方、「精神保健指定医」の資格があれば施設基準の関係から優遇されます。当直バイトでも身体管理中心の「寝当直」ニーズが豊富で、体力を消耗せずに副収入を得られるため人気があります。眼科や皮膚科も、専門処置や手術をこなすことで、日勤のみ・残業少なめの条件でありながら高水準の年収を安定して維持できます。

診療科 平均年収の目安(常勤) 給与・アルバイト市場のリアルな傾向
美容外科・美容皮膚科 1,800万〜3,500万円以上 自由診療。売上やインセンティブに応じた高収入設計が可能。
脳神経外科 / 心臓血管外科 1,600万〜2,200万円 高度な技術と長時間のオペ対応。当直・オンコール手当の上乗せが厚い。
麻酔科 1,500万〜2,100万円 慢性的な需要過多。常勤だけでなく、単発のオペ麻酔バイトも高単価。
整形外科 1,400万〜1,900万円 高齢化に伴い需要が拡大。オペ・外来ともに定期非常勤求人が豊富。
精神科 1,300万〜1,800万円 精神保健指定医は非常に高評価。QOLを保ちやすい当直案件も多い。
一般内科 / 消化器・循環器内科 1,200万〜1,700万円 最も底堅い需要。内視鏡検査(カメラ)ができる医師は非常勤日給が上昇。
産婦人科 / 小児科 1,100万〜1,600万円 激務度に加え訴訟リスク等もあるが、地方拠点病院では高待遇求人も。
眼科 / 皮膚科 1,000万〜1,500万円 日勤帯メインで残業が少ない。コンタクト外来や健診など効率的なバイト多数。
労働政策研究・研修機構「勤務医の就労実態と意識に関する調査」および求人マーケット相場より作成
https://www.jil.go.jp/institute/research/2012/102.html

【勤務先・地域別】大学病院・民間病院・クリニックの年収差

勤務先の経営母体やエリア(地域)によっても、医師の年収は変化します。

大学病院の「無給医問題」とアルバイト(外勤)の必要性

大学病院の常勤年収は、助教クラスで600万〜800万円、講師や准教授でも1,000万円前後と、民間病院に比べて低い傾向があります大学院生などが実質的な診療労働をしても十分な給与が支払われない「無給医問題」も完全には払拭されていません。

そのため、大学病院に籍を置く医師にとって、生活維持のための「外勤(他院でのアルバイト)」は絶対的な生命線です。最先端の研究や学位取得、医局ネットワークといったなメリットがある一方、経済的リターンを求める場合は、民間病院への転職や適切なアルバイトを組み合わせることが必要といえるでしょう。

民間病院(市中病院)とクリニック(院長・管理医師)の相場

医療法人が運営する民間病院(市中病院)は、30代後半以降であれば年収1,400万〜2,000万円が一般的な相場です。オペ件数に応じたインセンティブを出す法人も増えています。

また、クリニックの「管理医師」は年収1,800万〜2,400万円程度と比較的高い傾向にあります。夜間呼び出しや当直がなく日勤帯のみで高年収が得られるため、QOLを重視して総合病院から転身する中堅医師が急増しています。

【地方と都市部】地方勤務で年収が300万円以上高くなる理由

医師の年収は、「地方に行けば行くほど高くなる」という傾向があります。 東京23区内の一般内科の相場が年収1,200万〜1,400万円であるのに対し、医師不足が深刻な地方都市や過疎地域の病院では、同一スキルでも年収1,800万〜2,200万円以上のオファーが常態化しています。

さらに地方勤務では、「高級マンションの家賃全額補助」「赴任手当」「帰省旅費支給」などの手厚い福利厚生がパッケージされることが多いため、可処分所得ベースで見ると都市部の医師と300万〜500万円以上の差がつきます。

厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査(都道府県別・職種別データ)」より分析https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2025/index.html

【勤務先・地域別】大学病院・民間病院・クリニックの年収差

大学病院の給与事情とアルバイト(外勤)の必要性

大学病院の常勤年収は、助教クラスで600万〜800万円、講師や准教授でも1,000万円前後と、民間病院に比べて低い傾向があります。最先端の研究や学位取得、医局ネットワークといったメリットがある一方、経済的リターンを求める場合は、他院でのアルバイト(外勤)で補うか民間病院への転職が必要になります。

民間病院(市中病院)とクリニック(管理医師)の相場

医療法人が運営する民間病院(市中病院)は、30代後半以降であれば年収1,400万〜2,000万円が一般的な相場です。また、クリニックの「管理医師(分院長)」は年収1,800万〜2,400万円程度と高く、夜間呼び出しや当直がなく日勤帯のみで高年収が得られるため、QOLを重視して総合病院から転身する医師も少なくありません。

【地方と都市部】地方勤務で年収が高くなる理由

医師の年収は「地方に行けば行くほど高くなる」という傾向があります。都市部(東京23区等)の一般内科相場が年収1,200万〜1,400万円程度であるのに対し、医師不足が深刻な地方都市や過疎地域の病院では、同一スキルでも年収1,800万〜2,200万円以上の提示が常態化しています。

さらに地方勤務では、住宅手当や赴任手当などの手厚い福利厚生がつくことが多いため、可処分所得ベースで見ると都市部の医師と大きな差がつきます。

【働き方別】「常勤のみ」と「常勤+アルバイト」の年収比較

医師が年収を増やす王道のアプローチは、メインの「常勤」の給料に「定期非常勤・スポットアルバイト」を掛け合わせるハイブリッドな働き方です。

  • 常勤のみの働き方(年収相場:約1,200万〜1,500万円)
    主たる勤務先1カ所からの給料のみで生計を立てるスタイルです。時間外労働の規制強化に伴い、残業代や当直手当による上乗せが頭打ちになりやすいのが現状の課題です。
  • 常勤+アルバイトの働き方(年収相場:約1,600万〜2,200万円以上)
    週4日程度の常勤勤務をベースにしつつ、週1日の研究日(休日)に他院での「定期非常勤」を行ったり、月に数回の「スポット当直」を組み合わせるスタイルです。外勤の相場は日給8万〜10万円、一晩の当直で8万〜12万円程度が一般的なため、無理のない範囲で並行するだけで年間400万〜800万円近くを確実に上乗せすることが可能になります。

補足:開業医の平均年収とリスクのリアル

究極の年収アップ手段として挙げられるのが「クリニックの新規開業」です。厚生労働省の「第25回医療経済実態調査」によると、個人の一般診療所の院長(開業医)の平均年収は約2,500万〜3,000万円に達し、成功しているクリニックであれば年収5,000万円を超えるケースもあります。

しかし、開業医は資金調達や借入金の返済、患者獲得(集患マーケティング)、スタッフの採用・マネジメントなど、膨大な経営リスクと事務作業を抱えることになります。安定した環境で着実に収入を増やしたい場合は、まず「常勤+非常勤」の組み合わせや好条件の常勤求人への転職を検討するのが確実です。

厚生労働省「第25回医療経済実態調査(保険医療機関等)報告」
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212352_00008.html

医師が年収を上げる3つの方法

専門医資格の取得と資格手当の最大化

長期的なベースアップには、専門医資格や「精神保健指定医」「麻酔科標榜医」など、診療報酬算定に直結する資格の取得が有効です。手当による直接的な増収だけでなく、転職時の大きな強みになります。

スポット・定期非常勤(アルバイト)のスマートな組み合わせ

今すぐに収入を増やしたい場合、勤務可能な曜日や時間帯にアルバイトを入れるのが最も即効性があります。日給の高い専門外来や内視鏡検査、身体管理メインの寝当直求人など、体力や専門性に合わせた求人を無理なく組み込むことがポイントです。

条件交渉に強いエージェントを活用した「常勤転職」

常勤先での給料改定が見込めない場合や医局人事の不満がある場合は、転職エージェントの活用が効果的です。先生のキャリアや強みを提示し、医療機関側と適切な条件交渉を行うことで、提示年収が大きくアップして成約する事例も多数あります。

 

まとめ:あなたの市場価値を最大化するために

医師の年収は、年齢や診療科だけでなく「どのような働き方を選択するか」という戦略次第で大きく変わります。過酷な労働環境や給与の伸び悩みに耐え続ける必要はありません。

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