職務経歴書では書類を送信・投函・手渡しする日や、これまで就いた職務の在籍期間、資格取得日などの日付を記載する必要があります。職務経歴書には、自分の持つ経験や実績をアピールする役割があるため、日付を誤って記載しないよう注意しましょう。
医師が転職する場合、応募先によっては職務経歴書の提出を求められることがあります。職務経歴書は当人が持つスキルや実績をアピールできる書類ですので、日付などの情報は正確に記載することが大切です。
本記事では、職務経歴書の日付の正しい書き方や職務経歴書の役割、履歴書との違いについて解説します。
職務経歴書では以下3つの日付を記載します。
ここではそれぞれの日付の正しい書き方を紹介します。
職務経歴書の作成日は、表題(職務経歴書)の右寄せ下段に記載するのが一般的です。日付は書類を郵送する場合は投函日を、メールで送信する場合は送信日をそれぞれ記載します。採用面接日に直接担当者に手渡す場合は、面接日を記載しましょう。
いずれの場合も、職務経歴書が自分の手元を離れる日と覚えておけば問題ありません。日付を記載する理由は、書類の記載された情報やデータが最新のものであると明示するためです。
職務経歴の日付は、その職務に従事していた期間を記載します。どこの病院に何年在籍していたのかを記載したうえで、○年○月~○年○月までという体裁で在籍期間を明記します。日単位の記載は不要ですが月単位の表記は必要です。在籍期間が把握できるように正しい情報を書きましょう。
なお同じ会社であっても途中で業務内容が変わった場合は、在籍していた部署や担当業務の在籍期間をそれぞれ記載します。
例えば2022年1月から2カ月間にわたって内科の一般診療を行い、3月からは外科の一般診療に移行した場合は、以下のように記載します。
2022年1月~2月 | ○○病院 | 内科の一般診療 |
2022年3月~ | ○○病院 | 外科の一般診療 |
資格取得日は、合格証に記載された日付を適用するのが一般的です。職務経歴の日付同様、日単位まで記載する必要はありません。
職務経歴書と履歴書は、どちらも応募者に関する情報を記載する書類ですが、記載する項目や目的などが異なります。伝えたいことが反映されていない応募書類にならないために違いをしっかり理解しておきましょう。
履歴書は、応募者の人柄やなぜ志望したのかなどを確認するための書類です。新卒・中途採用のどちらでも提出が求められる書類で、書式がほぼ決まっています。応募者は各項目に沿って情報を埋めていくことになります。
履歴書に記載する主な項目は以下のとおりです。
職務経歴書は、応募者がこれまでに携わってきた仕事内容や成果を細かく記載することで、過去の仕事を通して培ってきた経験やスキルを採用担当者に伝えるための書類です。
履歴書の職歴には細かな業務内容などは記載しないため、これまでの経験や実績については書面のみで判断するのは困難です。そのため中途採用の場合には、履歴書とともに職務経歴書の提出が求められることがほとんどです。
職務経歴書には決まった書式が存在しないため、比較的自由なフォーマットで作成することになります。A4用紙1~2枚程度に、以下のような項目を記載するのが一般的です。
職務経歴書に記載する主な項目は以下のとおりです。
履歴書とは異なり、生年月日や住所、電話番号といった個人情報や学歴、志望動機などは基本的に記載しません。
そもそも職務経歴書は、履歴書だけではわからない情報を補足するために作成されるものなので、履歴書を見ればわかるような情報は省略されるのが一般的です。その代わり履歴書では簡略化されていた職務内容や当時の職位まで詳細に記載します。
また、これまで行ってきた手術の種類や症例数を記載したり、研究内容や論文を別途添付したりするケースもあります。
中途採用の場合、応募先からこれまでの職歴や経歴を記載した職務経歴書の提出を求められる場合があります。職務経歴書では書類を作成した日付、職務経歴の日付、資格を取得した日付の3点を記載する必要がありますので、それぞれ正確な数字を記載しましょう。
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