収入を理由にアルバイトを行っている医師のリアルな声をご紹介いたします。
大学の医局に属さずに、市中病院に勤務し始めた大学時代の友人と飲んだときのことです。
自分自身も大学の医局に属し始めたばかりで、研修医の時よりは上がっているものの、
そこまで給料は変わらない生活に慣れ始めたときでもありました。
そもそも研修医での生活も苦だと感じてはいませんでした。
飲み会の場で給料の話になり、友人から「〇〇万円くらいは普通にあるでしょ?」と言われ、
大学病院での収入が、市中病院と比べて明らかに低いことに愕然とし、
負けられないという気持ちになったためアルバイトを始めました。
当然といえば当然ですが、働けば働くほど収入が上がる点です。
学生時代にコンビニや家庭教師、道路整備のアルバイトなどいろいろとしていたので、
冷房のきいた部屋での仕事から夜勤、炎天下や寒空での過酷な環境まで幅広く慣れていたこともあり、
むしろ効率的にアルバイトができるという印象です。
自分自身の予定もきちんと把握してアルバイトを組んでいったほうが良いと思います。
世間一般的なバイトは、週一回決まった曜日に決まった所で仕事をするというのが多いと思いますが、
医療のバイトは募集している病院やクリニックによって不定期で、
場所も毎回異なるところで勤務する可能性があります。
プライベートの予定とダブルブッキングしないようにする必要があります。
同じ病院でアルバイトを続けていると、最初は丁寧だった事務員さんがだんだんと顔なじみになり、
その後フレンドリーに会話をするようになり、最終的にはタメ口で話しかけられたりすることがありました。
自分もアットホームな病院の常勤として働いているような感覚になります。
自分の時間も大切にしてください。