子育てを理由にアルバイトを行っている医師のリアルな声をご紹介いたします。
これまでは勤務先からアルバイト勤務を禁止されていました。
しかし、育児休暇や時短勤務がとれないとのことで、妊娠と同時に退職となってしまいました。
出産までの期間にまだ働きたいと思い、また今後の育児費用も必要と考え、
新しくアルバイトを始めることにしました。
また、周囲にアルバイト勤務をしている友人がいて色々な話をきいた結果、
デメリットよりもメリットが大きいと考え、
自分の日程に合わせられるスポット勤務でのアルバイトを始めることに決めました。
自分の希望する日程にあわせて勤務が可能になったことで、子育ても両立可能となりました。
またスポット勤務だと主治医としてベッドをもたなくなったので、
休日もとれるようになりました(それまではほぼ毎日病院に通っていました)。
子育てをしていると急な呼び出しもあり、残業などもしにくくなるので、
勤務できる時にしっかり働くこと、そして周囲に感謝することがとても大切だと感じました。
また家族のサポートがどれだけ受けられるかも大切だと思います。
専門医に向けての常勤復帰には、産後約1年ほどかかりました。
それまでは、時折スポットでのアルバイト勤務で、臨床から離れすぎないよう気をつけました。
家族のサポートの有無、周囲に預けられる場所はあるかどうか等で変わるので、
復帰時期に関しては個人差が大きいと思います。
はじめは不安なこともあると思いますが、無駄になる事はありません。
働いてみて新しい出会いとつながりができるので、是非楽しく勤務して下さい。