医者におすすめの副業や注意点について解説
目次
医者が副業をするなら医師資格を生かせる仕事がおすすめです。スポットや定期非常勤の仕事なら、時給1万円程度の高賃金でスキルアップにも役立ちます。また収入を生かして不動産投資などをすれば不労所得作りも可能です。医者におすすめの副業と注意点を解説します。
医者が副業をするなら、資格が生かせるスポットや定期非常勤の仕事がおすすめです。また収入を生かし不動産や株式などに投資すれば、資産形成にも役立ちます。
本記事では、医師資格を生かす副業と一般的な副業、医者が副業をするときの注意点を解説します。
医師資格を生かせるおすすめの副業
医者であれば、まずは医師資格を生かせる副業から始めるのがおすすめです。
医者のアルバイトの時給相場は1万円と高額で臨床経験にもなります。また医療記事の監修やセミナーでの講演なども医師資格を生かせる副業です。
それぞれ副業の内容とメリット・デメリットなどをご紹介します。
スポットのアルバイト
スポットとは単発の医者のアルバイトのことで、健康診断シーズンの健診医、ワクチン接種、当直勤務などが代表的です。
病院の人手不足解消のために募集されることが多く、医者のアルバイトの中でも高賃金の求人が豊富にあるでしょう。
副業をしたいときだけ仕事ができる点や、さまざまな業務内容や医療施設も経験でき、スキルアップにつながる点がメリットとして挙げられます。
デメリットは副業をしたいときに仕事がないこともあり、人気の求人はすぐに募集を締め切ってしまうことです。
定期非常勤
定期非常勤とは働く曜日や時間帯が決まっている、固定シフトの医者のアルバイトです。平日日中の仕事だけでなく、土日の当直勤務などもあり、常勤の医者でも副業として取り入れられます。
定期非常勤は長期間の契約のケースが多いため副業収入が安定する点がメリットです。常勤とは異なる医療施設で働ける、スキルアップにもおすすめの方法です。
一方で常勤以外に定期非常勤の副業を行う際は、労働時間が長時間となるため、健康管理に注意が必要です。
医療・健康コラムの執筆や監修
Webサイトなどに掲載されている医療や健康に関する記事の執筆や監修も、医師資格を生かせる副業です。医者の場合、執筆よりもライターの書いた記事を確認し、医学的に間違っている部分を改めるなどの監修業務が適しているでしょう。
記事の監修では、パソコンがある環境ならどこでも仕事ができる点がメリットです。また監修者として医者の名前や経歴が表示される記事もあるため、知名度アップにもつながります。
デメリットは記事監修の求人が少なく、人脈などから依頼されるケースが多い点です。
医療系セミナーの講師
集会やイベントなどで健康や医療に関する話をする仕事もあります。セミナー講師の仕事では、医者としての経験や医学的立場から健康や美容に関する話をするケースが多いでしょう。
人気講師になれば講演料を自分で設定でき、テレビやラジオ、雑誌などの出演依頼も受けられるため、収入・知名度どちらの向上にもつながります。
ただし、ほかの医者の副業とは異なり聴衆をひきつける話し方や、ある程度の講演実績も必要です。本格的な副業として軌道に乗るまでには時間がかかる可能性があります。
医者は副業しても問題ないか?
医師資格を生かす・生かさないに関わらず、基本的には医者であっても副業をして問題ありません。しかし、勤め先によっては就業規則で副業が禁止されていたり、事前申告が必要だったりすることもあります。
また国公立病院で働く公務員の医者は法律上、副業が禁止されています。ただし自治体によっては公務員の副業を許可していたり、不動産や株式投資など一部例外もあったりするため、事前に確認しましょう。
医師資格にこだわらないおすすめの副業
不動産投資や株式投資など、医師資格にこだわらない副業の中にもおすすめの方法は多数あります。またインターネットオークションやポイントサイトなど、趣味と副業を兼ねた方法も人気です。
不動産投資
一軒家やアパートなどの不動産物件を購入し、入居者から家賃収入を得る投資方法が不動産投資です。不動産投資ローンは住宅ローンよりも審査が厳しいものの、医者の場合、社会的地位も年収も高いため審査はとおりやすいでしょう。
不動産投資のメリットは、うまくいけば毎月まとまった家賃収入を得られるため、不労所得を形成できる点です。また相続税対策や税制優遇効果も期待できます。
デメリットとしては、初心者では需要の高い物件の見極めが困難であり、投資に失敗すれば多額の負債を抱えることとなります。また株式投資などと異なり、簡単には売却できません。
株式投資
投資には仮想通貨、FX、金、プラチナなどさまざまあるものの、医者の副業で始めやすいのは株式投資です。
最近では、NISAやつみたてNISA、iDeCoなど、少額・非課税から始められる投資制度も充実しています。また企業が発行する個別銘柄に投資すれば、配当金や優待品などを受け取ることも可能です。購入時よりも売却時のほうが値上がりしていれば、売買差益を得ることもできます。
株式投資のデメリットは利益を得るどころか、元本を失う可能性がある点です。また、iDeCoのように一部の制度は、所定の年数が経過するまで投資した資金を引き出せません。
施設経営
駐車場やコインランドリーなどの施設を経営し、収入を得る方法もあります。施設経営の場合、軌道に乗れば大きな利益を得られます。また個人経営だけでなく、管理委託やフランチャイズを活用する方法もあるため、ある程度手間を削減し収入を得ることも可能です。
しかし開業までには機材の準備などが必要であり、初期費用は高額でしょう。土地があっても立地が悪ければ利益を上げるのは困難です。
不用品販売
不用品販売はオークションサイトやフリマアプリを使って自宅にある不用品を販売する方法です。
手軽にできるだけでなく、家の中を片付けられることからも人気があります。なお不用品販売のみ(生活動産の譲渡)で得た収益は非課税のため、20万円を超えても確定申告は必要ありません。
ただし、画像の撮影や商品説明文の記載、販売後の梱包と発送など販売までに行うことは多くあります。また出品しても必ずしも売れるわけではないため注意が必要です。
ポイントサイト
ポイントサイトとは、一定の条件を満たすことでポイントがもらえ、たまったポイントを現金やWebマネーなどに交換できるサービスのことです。ポイントサイトでポイントをためることはポイ活とも呼ばれ副業としても人気があります。
医者の場合、通常のポイントサイトだけでなく医者限定のポイントサイトも利用できるため効率的な副業が可能です。
しかし、ほかの副業と比べると得られる収入には限りがあるため、趣味の一部として行うのに適しています。
参考サイト:デジハク|挑戦をサポートする動画編集スクール
医者が副業をするときの注意点
初期研修医は医者のアルバイトはできないため注意しましょう。また副業収入が20万円を超えたときは、個人で確定申告が必要です。副業収入が順調に伸びている場合、節税対策として開業や会社の設立なども検討したほうがよいでしょう。
初期研修医は医者のアルバイトができない
新臨床研修制度により、2年間の初期研修中の医者は医者のアルバイトはできません。副業は2年間の初期研修を修了した後期研修医から可能です。初期研修中は求人に応募することのないように注意しましょう。
20万円以上の副業収入は確定申告が必要
2カ所以上から給与を受け取っている人や、副業などの合計所得が20万円以上ある人は、勤め先で行う年末調整とは別に確定申告が必要です。
開業などをしていないときに、記事の監修などを行い得た収入は雑所得として申告します。確定申告では当年分の所得を翌年の2月16日から3月15日までの間に、所定の手続きをして申告します。
副業収入が多いときは節税方法も検討する
副業が順調に進み収入がある程度高額になったら、個人事業主として開業したり法人を設立したりすると節税効果が期待できます。
個人事業主として開業すれば、条件を満たすことで事業所得として計上できるため、青色申告特別控除を受けられたり、3年間赤字を繰越せたりなどのメリットがあります。ある程度の収入からは、個人よりも法人のほうが所得税率は低くなるため、法人を設立すれば納税額の軽減に役立ちます。
副業でも医師資格を生かせば収入アップが可能!
医者の場合、投資のような一般的な副業だけでなく、医師資格を生かしたアルバイトや記事の執筆・監修、講演などが可能です。資格を生かすことで、普通の副業以上の収入アップも期待できます。資格を生かせる副業を探す場合は医者専用のサイトを利用するのがおすすめです。
医者専用の求人サイトMRTではスポットや定期非常勤など、副業にもおすすめの医者のアルバイトを豊富にご案内しています。登録料は無料のため副業を探している医者の方はぜひ一度ご活用ください。
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