スキルアップを理由にアルバイトを行っている医師のリアルな声をご紹介いたします。
今年度、研修医の期間が終わって内科医として入局しました。
自分の病院でも内科専門医のためにローテーションがあり、その一環として救急外来があります。
そこでも様々な患者さんがいらっしゃいますが、病院ゆえに偏った症例が多いです。
さらに、その病院ゆえのプロトコールのようなものもあります。
これでは知識に偏りが出てしまうと思っていました。
そんなとき、同じようにまわっている同期に医師のアルバイトの話を聞きました。
救急外来は日勤・夜勤のシフト性であり、平日の日中でもアルバイトすることができると考え、
実際にアルバイトを始めました。
自分自身で考えなければならないため、普段の勉強のモチベーションがあがります。
他の病院での治療の仕方や、その経過などをみることで勉強になります。
さらに、収入においても余裕が出るため参考書を購入する際の迷いがなくなってきました。
やるからには他の病院に迷惑をかけられないため、自分自身の勉強をおろそかにしないことです。
それも自分の不得意な分野や研修期間でローテーションしなかった科に関しては、
導入本でもいいので必ず読んでからいくようにすることをオススメします。
困ったときの為に、本をたくさん持っていくのも有効だと思います。
カルテの使い方が場所によって違うということには苦労しました。
似たようなカルテでもオーダーの仕方が違う上に、
行く先々で違う会社の電子カルテを使わなければならないこともしばしばです。
このため、混んでしまってもオーダー速度は上がらないので、
患者を待たせスタッフにも迷惑をかけやすくなってしまいます。
頑張ってください