アルバイトを行っている医師のリアルな声をご紹介いたします。
結婚を控えており、その資金を貯めるためにアルバイトを始めました。
当時初期研修医が終わり、自由にバイトができる身、しかし大学病院所属だったので収入はありませんでした。
はじめは何をしていいのかわからず、様々なアルバイトを試してみて、
自分に合う仕事を徐々に見極めていきました。
結果的に落ち着いたのは比較的簡単な検診バイトと、自分の専門性(精神科)をある程度生かせる往診の精神科バイトでした。
1回のスポットで5~10万近く収入が入ることです。
同世代のサラリーマンと比較してこれは破格だと思いました。
結婚相手には今もうらやましいと僻まれます。
簡単にお金が手に入ってしまうので、
ちゃんと金銭管理ができる人でないと直ぐに使ってしまうことです。
自分はすでに財布のひもを妻に握られていたのでそのようなことはありませんでしたが、
独身男性は特に注意かと思います。
慣れない内科当直で肺炎を見過ごして、トラブルになりかけたことです。
やはり相談できるバックアップ体制があるところを選ぶべきです。
その病院の患者層・救急患者を断ってもよい体制なのかどうなのかなどによって、
全くリスクは異なるので、
何箇所か働くまではその相場が解らなかったと思います。
今後アルバイトの相場は徐々に下がってくると思いますが、
バイトだけで生活していくのはつらくなることが予想されます。
自分の専門を持たないとなかなか40~50代ではやっていけなくなる可能性が高いのではと思います。