収入を理由にアルバイトを行っている医師のリアルな声をご紹介いたします。
大学院生時代に生活費を確保する目的でスポットアルバイトをしていました。
週末しか時間がない中でなかなか案件の選択肢も少なく、苦労しました。
様々なアルバイト条件がありましたが、
元々旅好きなこともあり、遠隔地でのアルバイトを選びました。
結果息抜きにもなったので良かったと思います。
地方の同じ案件に通い続けていたところ、ついその土地の開業医の息子さんと間違えられたり、
また雪の降る夜の山里でタクシーを拾えずに困っているところを地元の方に助けられたりと、
色々な出会いがありました。
自在にスケジュールを調整できましたが、予定をあけることは収入を減らすことに直結します。
税金や健康保険の懸念から、ほとんど自転車操業のようになってしまっていたことは事実かと思います。
あくまでスポットなので、いつ仕事が入るか解りません。
自在にスケジュールをにコントロールできる反面、いつ仕事があるか解らない不安は常につきまといました。
給与ももちろん大切なファクターですが、
自身に請け負うことのできる内容なのか見極めることが必要です。
現場に行ったら基本的には自分の判断で動くことになります。
人命にかかわる仕事ですので、
決して収入のために無茶をしてはいけません。
初めての勤務地で、初めてのスタッフと仕事をすることは、よい社会経験になると思います。
人命とむきあう仕事ですので、決して無茶はしないでください。